最近は、ご飯は太りやすいからと言って食べない人もいます。ですが、ご飯好きな私には食べない。ということはできません。こんなに美味しいお米を食べないなんて無理です。
そしたら、多くのTVに出演しておなじみの池谷幸雄先生がご飯を食べる時冷やすと太りにくいという話をしていました。どういう事なのが紹介したいと思います。
ですが、そもそもお米などの炭水化物が太りやすいと言われている理由をご存知ですか?
ご飯や小麦粉などに多く含まれている炭水化物(糖質)を食べると、血液中の糖質が多くなり血糖値が急激に上昇してしまいます。
するとそれを下げるためにインスリンと言うホルモンが大量に分泌されます。このインスリンは糖質を脂肪に変えて溜め込む性質をもっているので肥満につながりやすいと考えられています。
では池谷先生が話していた、ご飯は冷やすと太りにくくなるという話ですが、池谷先生の話だと、温かいご飯と冷ましたご飯を同量食べるなら冷えたご飯の方がカロリーが低く太りにくくするのだそうです。
これは、温かいご飯に含まれているデンプンが冷めることで、消化されにくいでんぷんレジスタントスターチに変化するからなんだそうです。
レジスタントスターチは、食物繊維と同じ働きをするため、体の中に吸収されないで糖や脂質の吸収を抑制して太りにくくしてくれるのだとか。
また、腸まで届いて善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きもあり腸内環境を整えたり、空腹を感じにくくするなども期待できるんだそうです。
もちろん、食べすぎはよくありませんが、温かいご飯より冷えたご飯の方が太りにくいのです。また、ご飯だけでなく、小麦粉を使ったパスタ、うどん、パン、ジャガイモもなども同じことが言えるそうです。
池谷先生は、昼食にコンビニでおにぎりを買って温めないで食べていました。
私はパンをレンジで温めて食べるのが好きだったのですが、これからは止めます。うどんも食べるときは冷やしうどんにします。
ですが、あまり冷たい物を食べていると今度はカラダが冷えてしまうので、食後に温かいお茶など飲んで体を温めるといいですね。本当にダイエットって大変!